南三陸町で、復興の現場を見てきました
こんばんは!ホネヨルドです。
今週末は車でちょっと遠くまででかけてきました。
東北地方に来ていて、東北大震災の現場を見ない訳にはいかない。
そういった考えがあり、南三陸町まで車を走らせ現地の様子を生で見てきました。
南三陸町の沿岸に向かう道路の到るところに倒れた木々がそのままにされており、津波被害の大きさを改めて再認識しました。
沿岸から数キロは離れているだろうところでも津波被害があった様子がまだ残されており、テレビ等で知っている情報と現場で見る体験では衝撃の違いがあることが改めてわかります。
東北大震災から7年たった今でもまだまだ復興の途中で、到るところで工事が進められていました。
女性職員が最後まで津波からの避難を呼びかけ続けた、南三陸町防災対策庁舎の骨組み。
この骨組みは一時解体されるという話になったものの、後に保存されることになり現在もその姿を見ることができました。
小さな町では保存が難しいことも十分に理解できます。
そういった背景があっても、この防災対策庁舎を震災のモニュメントとして残そうと尽力した方々や、それを受け入れた町議会・町長の判断も英断ではないかと思います。
情報としてだけではなく、形として残していくことの大切さ。
将来、次世代にも震災被害を伝えていくための貴重な資料になるでしょう。
奥に見える赤い骨組みが南三陸町防災対策庁舎
南三陸町防災対策庁舎とその周辺の様子
まだまだ復興途中だということがわかります。
一方で、復興も着々と進められており、新しい道路や家が建築されていました。
今の様子を目に刻みつけつつ、また数年後に訪れたいと思います。